この場合は痛がるところを動かさないように添え木で固定します。
添え木は折れていると思われる部分の上と下の関節に届くものが必要です。
添え木が手近にないときは、座布団などで骨折した部分を<るんで紐でしばったり、上肢の骨折なら体に、下肢の骨折なら反対側の下肢に固定し、なるべく早く整形外科で治療を受けてください。
出血を伴ったけがの応急措置について簡単に説明しましたが、だれにでもできることが多いのですから、いざというときにはぜひ試みられることをお勧めします。
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